大王製紙株式会社の概要と強み

大王製紙株式会社は国内を代表する製紙メーカーです。非常に古い歴史を持っており、日本の製紙メーカーとしては老舗にあたります。

大王製紙株式会社は、1928年に愛媛県の三島(当時)で誕生しました。創業者は井川伊勢吉氏で、その頃から製紙業としての礎を築いていました。1943年に14の工場が合併し、現在に至る大王製紙株式会社が設立されています。

その後1961年に東証へ株式上場し、1978年には一般紙市場へと参入するなど、徐々に大王製紙の名が広まっていくことになりました。翌年にはティッシュペーパー「エリエール」を発売し、今に至るまで多くの方に利用されています。更に国内工場のISOマーク取得や電力販売事業の開始、海外への工場新設など、事業規模を拡大させています。

創業から90年近い歴史を持つ大王製紙株式会社ですが、今では日本で大手製紙メーカーの一つに数えられるようになりました。大王製紙は独自の様々な強みも持っており、その中でも挙げられるのが総合製紙メーカーとしての強みと言えるでしょう。

総合製紙メーカーは、大王製紙を含めても国内にわずか3社しか存在しません。その中でも大王製紙は、総合製紙メーカーとして様々な紙の製造販売を行っています。取り扱う紙の種類はゆうに2万種類を超えており、ダンボールや包装用紙、新聞・印刷用紙、一般家庭向け用紙など、非常に多くの製品を手掛けています。どのようなニーズの変化に対しても柔軟に対応できることが、総合製紙メーカーである大王製紙の強みと言えるでしょう。

大王製紙独自の経営戦略も強みとなっています。特に自社製造・自社販売にこだわっており、全国に営業担当を配置して様々なニーズを汲み取り、それを製品化に活かしています。情報収集によって製紙市場の動向を掴み、柔軟な製品づくりを可能にしていることが大王製紙一番の強みと言えます。家庭紙市場へと参入してから徐々にシェアを伸ばしていったことも、こうした営業活動・情報収集に基づいた製品づくりが根幹にあります。

環境対策を推進していることも大王製紙の強みです。大王製紙では、古紙再生率が業界平均を上回っており、毎年約200万トンの古紙を利用しています。また、難リサイクル古紙の再生にも力を入れており、独自に不純物を除去する技術を開発し、古紙の利用拡大や普及に努めています。

こうした取り組みにより、大王製紙株式会社は全国トップクラスのシェアを持つ製紙メーカーへと成長しました。これら3つの強みは今後も変わること無く、製品づくりに活かされることでしょう。

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