近年における包装資材開発は、地球環境保護の観点から低コストを維持していくことが難しくなっています。高品質を要求するニーズが高まりつつある中、ゴミの削減や過剰包装の排除なども求められているようです。大和紙工株式会社もまた、包装の必要性と今後の立ち位置を踏まえながら様々な包装資材開発を行っている企業です。ここでは大和紙工の概要や特徴についてご紹介していきましょう。

大和紙工の概要について

大和紙工は、昭和34年9月22日に設立した会社です。本社は東京都中央区京橋に所在していますが、千葉県松戸市には製造工場、成田市には物流センターを展開しています。松戸工場では、貼函をはじめ組み立て函、サック函など幅広いパッケージを製造しており、ダイカットBOXなどユニークな化粧函を開発するなど、生産管理と製造ラインの連携を図っています。

一方、成田物流センターでは外部委託による包装やリボン掛け、検品作業などフレキシブルな対応が可能です。代表取締役社長である濱 豊彦氏は、こんな商品や包装資材が求められているといった商品開発や販促も担っているため、クライアントに提案するサービスにも注力しています。

大和紙工の特徴

大和紙工は多くの営業種目を持っています。

  • 紙器、紙工品の製造・加工・販売
  • 詰作業、包装、梱包
  • 配送管理、物流代行業務
  • 包装設計、デザイン企画
  • 化粧品や医学部外品の製造・販売・輸入
  • 貸物運送取扱事業
  • 貸物軽自動車運送事業
  • 日用雑貨品の売買、輸出・輸入
  • 不動産賃貸業
  • 倉庫業

特殊な函のオーダーも展開

顧客から寄せられるオーダーの中には、他にはない珍しいパッケージや遊び心のある特殊な函の注文が多くパッケージの重要性がさらに増してきています。単純に物を包むという発想ではなく商品の魅力はもちろん、それを演出するためのニーズが求められているようです。

大和紙工ではこのような面白いパッケージやアイディアを提案することにも注力しています。
規定の形やサイズにこだわらず柔軟性のあるパッケージを提供するために、遊び心のある従業員が対応していることも多いです。この他、DVDケースやサック函、ジュエリーボックス、ペーパーバック、普及体タイプの組函などの製品も生産可能です。

まとめ

大和紙工は、技術と研究に裏付ける高品質な貼函製造を行っている企業です。パッケージや紙製品の製造を中心に、品質管理部門の強化によって商品企画や販促提案、物流、情報管理などトータルサービスを一貫して対応していくことでしょう。